華麗なる遍歴:04URATAN1_AG2

URATANの場合、1リンクしか取れないので、コース設営の時間はそのままロスに結びつく。
そのためコースは出来るだけ継承し、設営時間を短く済むように配慮している。
今回のAG2のコースは、AG1のコースをベースとした。
逆にAG2を先に考案してからAG1に変更する場合もある。

コースを継承する場合私は、同じ犬や同じハンドラーが走ることを考慮して、
それが有利に働かないように、同じシーケンスが無いようにしている。
通常は、スタートとフィニッシュを変える。



これをみるとAG1をベースにしていることが良く分かる。
コースを継承する場合、大物(ドッグウォークやAランプ)やスラロームは、
出来るだけ移動しなくて済むようにしている。
12トンネルやドッグウォーク下の5トンネルは、この時点ですでに現れてきている。
4→5や12→13は、間抜けに近く、ラインのつながりが悪い。

a


そのつながりの悪い部分を修正して、スピードが出るように変えてみた。
タイヤの位置も、実際の競技を考慮してそれなりの位置に移動した。
今度は逆に、シーケンス的にやや素直すぎ、若干物足りない気がする。

b


13タイヤが気になった。
ここが少し窮屈である。
実際に走ればそれほどではないだろうが、
デザイン的に歩道橋、5トンネルとくっつくことになる。
ここはハードルにし、犬の動きに余裕を持たせた。
タイヤはオープニングシーケンスに持っていくことにした。

c


スラロームの後のシーケンスを修正した。
基本的にコースは、出来るだけスピードが出るようにしたい。
そのコンセプトから、スラロームから出た勢いが、
そのままターンに結びつくようにしてみた。
また、この時点で実際での使用を考慮してジャッジの移動を考えている。
d



12トンネルが気になった。
オープニングシーケンスへのトラップ。
歩道橋からのトラップ。
トンネルを出た後のトラップ。
これが強すぎないかと考えた。
そこで、12トンネルをはずしてみた。
12ハードルは、オープニングシーケンスに対してさりげなくて良い。
はずした分は、フィニッシュで、Aランプ下のトンネルとして用いることにしたが、
Aランプを降りてすぐ、Aランプ下のトンネルに入れる形は、個人的に好きではない。

e


考え直した。
イージーすぎないかと思い直した。
そこでトンネル復活。
やはりこの方が、しっくり来る。
ただし、あまりに露骨過ぎるのは嫌なので、若干手加減した。
実際には、5トンネルの入口と、12トンネルの出口が一直線になるようにした。




オープニングシーケンスを考えなおしてみた。
ハードル・シーソー・タイヤ・ロングジャンプの配置を考えた。
多くの組み合わせがあるが、ロングジャンプを4番目に持ってくることにした。
このシーケンスは、当然12トンネルトラップを意識するだろう。
早めに曲げたいと思うだろうが、この位置のロングジャンプは、それをやりづらくする。
実際には、このオープニングシーケンスは、
ロングジャンプをあえてオーバーランさせたほうが処理しやすいはずである。
あくまでも心理的なプレッシャーを与えるロングジャンプだろう。

競技コース